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最初の車検が近づいて、ディーラーから案内のハガキが届いた。そんなとき『ヤリスの車検って、いくら用意しておけばいいの?』と気になりますよね。
結論から言うと、ヤリスの車検は法定費用が約3万〜4万円台、そこに点検と整備の費用が乗ります。総額はおおむね6万〜10万円前後に収まることが多く、交換部品が増えると上がります。
この記事では、ハイブリッドとガソリンでどこが違うのか、どの費用なら自分で下げられるのかを数字で見ていきます。
ヤリスの車検はいつ来る?
新車で買ったヤリスは、登録から3年後に最初の車検が来ます。それ以降は2年ごとです。
新車は3年目、その後は5年目、7年目と2年おきです。有効期限の2か月前から受けても、次の期限は短くなりません。
| タイミング | 新車登録からの年数 | 主な点検の重さ |
|---|---|---|
| 1回目の車検 | 3年 | 消耗品のチェックが中心 |
| 2回目の車検 | 5年 | タイヤ、ブレーキ、バッテリーの交換が出やすい |
| 3回目の車検 | 7年 | ゴム部品や足回りの部品も見る |
現行ヤリスは2020年2月発売なので、初期の車はすでに3回目の車検を迎えています。
中古で買った方は、車検証の「有効期間の満了する日」を見ておきましょう。車検証が電子化された車は、ICタグの情報をアプリで読むか、自動車検査証記録事項で確かめられます。
車検費用の内訳は「法定費用」と「整備費」
車検費用は大きく2つに分かれます。どこで受けても同じ金額の法定費用と、依頼先で差が出る整備費です。
- 法定費用:自賠責保険料、重量税、印紙代(どこで受けても同じ)
- 車検基本料:24か月点検、検査、代行の手数料(依頼先で差が出る)
- 部品・交換費用:オイル、ブレーキ、タイヤ、バッテリーなど(車の状態で変わる)
実は、見積もりで差がつくのは2つ目と3つ目だけなんです。法定費用はいくら値引きを頼んでも下がりません。
法定費用の一覧
| 項目 | 1.0Lガソリン(1t以下の場合) | 1.5Lガソリン・ハイブリッド(1t超〜1.5t以下の場合) |
|---|---|---|
| 自賠責保険(24か月) | 17,650円 | 17,650円 |
| 重量税(エコカー以外・13年未満) | 16,400円 | 24,600円 |
| 重量税(エコカー減税の本則税率) | 10,000円 | 15,000円 |
| 印紙代 | 1,800〜2,300円程度 | 1,800〜2,300円程度 |
| 法定費用の合計目安 | 約2.9万〜3.6万円 | 約3.4万〜4.5万円 |
自賠責は2026年10月31日までに始まる契約の金額です。重量税は減税の対象によっては免税になる年もあります。

自家用乗用車の自賠責(24か月)は、2026年11月1日以降に始まる契約から17,650円が18,560円になります。910円の値上げです。11月以降に車検を受ける方は、この金額で見積もりが出ます。
重量税は車検証の車両重量で決まります。ヤリスはグレードと駆動方式で重さが違うので、自分の車がどの区分かは車検証で確かめるのが確実です。税金の仕組みはヤリスの自動車税と重量税で詳しく出しています。
ヤリスのハイブリッドは車検費用が高い?
『ハイブリッドって部品が多いし、車検も高いんじゃないの?』という方も多いはずです。
結論から言うと、通常の車検でハイブリッドだから大きく高くなることはあまりありません。むしろ、安くなりやすいところもあるんです。
- 回生ブレーキで減速するので、ブレーキパッドが減りにくい
- エコカー減税で重量税が免税や減額になる年がある
- 補機バッテリーは専用品で、ガソリン車用より高くなりやすい
- ハイブリッドシステムの点検や冷却水の交換が見積もりに入ることがある
ハイブリッドの駆動用バッテリーは、車検のたびに交換するものではありません。車検で見るのは警告灯やシステムの異常がないかです。
補機バッテリーの交換時期と費用はヤリスのバッテリー交換で確かめてみてください。
ガソリン車とハイブリッドで差が出るのは燃料代
車検費用そのものの差は小さいです。2年間で差が大きいのはガソリン代のほうなんです。
WLTCモード燃費は、ハイブリッドが29.0〜36.0km/L、1.5Lガソリンが18.0〜20.3km/Lです(現行型、トヨタ公式カタログ値)。維持費で比べるなら、燃料代まで入れて見るのがおすすめです。実際の燃費の差はヤリスの実燃費で出しています。
どこで受ける?依頼先ごとの車検費用の違い
同じヤリスでも、どこに頼むかで車検基本料が変わります。法定費用は同じなので、違いは点検の手厚さと手数料です。
| 依頼先 | 車検基本料の目安 | 向いている人 |
|---|---|---|
| ディーラー | 4万〜7万円程度 | 保証や記録簿をきちんと残したい |
| 車検専門店 | 2万〜4万円程度 | 早く、費用を抑えたい |
| ガソリンスタンド | 2万〜4万円程度 | 普段の給油ついでに済ませたい |
| ユーザー車検 | 代行料なし | 自分で運輸支局に行ける |
金額は店舗や地域、時期で変わる目安です。部品代は含みません。
例えばこんな場面です。
「ディーラーの見積もりが高い気がするんだけど」
「内訳を見ると、推奨の交換部品がたくさん入っているかもしれないよ」
見積もりの金額だけで比べると判断を誤りやすいです。基本料と部品代を分けて見てみてください。
ユーザー車検はヤリスでもできる?
できます。ヤリスはハイブリッドでも、ユーザー車検の手順はガソリン車と同じです。
『自分で運輸支局に行くなんて難しそう』と感じる方もいますよね。流れ自体はシンプルで、予約から検査まで半日ほどで終わることが多いです。
- 国土交通省の予約システムで検査の日時を予約する
- 車検証、自賠責の証明書、点検整備記録簿を用意する
- 当日、運輸支局の窓口で書類と法定費用を払う
- 検査ラインで灯火、ブレーキ、排ガスなどを検査する
- 合格したら新しい車検証とステッカーを受け取る
ただ、ユーザー車検は「検査に通るか」を見るだけです。消耗品の交換や24か月点検は別に考える必要があります。
「ユーザー車検にしたら安く済んだよ」
「その代わり、ブレーキやタイヤは自分で状態を見ておかないといけないね」
整備に自信がないなら、点検だけ整備工場に頼む方法もあります。費用と手間のバランスで選んでみてください。
新車から3年目の車検は、メーカーの一般保証(おおむね3年)や特別保証が残っている時期です。点検の記録をディーラーで残しておくと、保証修理の相談がしやすくなります。
ヤリスの車検費用を抑える方法
車検費用を下げるなら、交換部品の中身を見直すのが一番効きます。
- 2か月前から2〜3か所で見積もりを取る
- 「今回どうしても必要な交換」と「推奨の交換」を分けてもらう
- 推奨の中で、次の点検まで持つものは見送る相談をする
- ワイパーやエアコンフィルターなど、自分で替えられる物は外で替える
- 早期予約や平日の入庫などの割引を使う
ここが大事なところです。推奨の交換を全部断るのはおすすめしません。ブレーキやタイヤは安全に直結するので、残りの厚みや溝の数字を聞いたうえで判断しましょう。
車検の前に自分で見ておけるところ
見積もりの前に、自分で状態を見ておくと話がスムーズです。
- タイヤの溝がスリップサインに近づいていないか
- ヘッドライト、ブレーキランプ、ウインカーが全部点くか
- メーター内に警告灯が点いたままになっていないか
- ワイパーのゴムが切れていないか、ウォッシャー液が出るか
- フロントガラスに飛び石のひびがないか
警告灯が点いたままだと、検査に通らないことがあります。意味が分からない表示はヤリスの警告灯の意味と対処で確かめておきましょう。
タイヤの交換が入ると、車検の総額は数万円単位で上がります。タイヤの値段とサイズはヤリスのタイヤサイズと交換費用で確認できます。
回数別の総額の目安
| 車検の回数 | 交換が出やすい物 | 総額の目安 |
|---|---|---|
| 1回目(3年) | オイル、ワイパー、フィルター類 | 約6万〜8万円 |
| 2回目(5年) | タイヤ、ブレーキ液、補機バッテリー | 約8万〜12万円 |
| 3回目(7年) | 足回りのゴム部品、冷却水など | 約9万〜14万円 |
車の使い方や依頼先で大きく変わる目安です。走行距離が多い車ほど上の方に寄ります。

車検と一緒に考えたい「乗り換え」の判断
車検の見積もりが10万円を超えてくると、『このまま乗るか、乗り換えるか』と迷いますよね。
- 車検と同時にタイヤとバッテリーの交換が重なっている
- 走行距離が伸びて、足回りの交換も勧められている
- 次の車検までに、生活の変化で車の大きさが合わなくなりそう
例えば、2回目の車検でタイヤ4本と補機バッテリーの交換が重なると、それだけで数万円が上乗せされます。ここで乗り換えるか、あと2年乗るかで迷う方が多いんです。
車検を通した直後は、車検の残り期間が長いぶん査定では少し有利です。ただ、車検代をそのまま上乗せしてもらえるわけではありません。
乗り換えるなら、新車の値引きの相場を先に知っておくと話が早いです。ヤリスの値引き相場と交渉の順番で限界額の目安をまとめています。今の車の価値はヤリスのリセールバリューで年式別に確認できます。
- 自動車検査登録情報協会:登録車の車検・登録の情報
- 国土交通省「自賠責保険(共済)」:自賠責の補償内容と保険料
よくある質問
ヤリスのハイブリッドの車検費用はいくらですか?
法定費用が約3.4万〜4.5万円、そこに基本料と部品代が乗ります。1回目の車検なら総額は約6万〜8万円が目安です。依頼先と交換部品で変わります。
ヤリスの最初の車検はいつですか?
新車登録から3年後です。その後は2年ごとに受けます。
車検は何日前から受けられますか?
2025年4月から、有効期限の満了日の2か月前から受けても次の有効期限は短くならなくなりました。それより前に受けると、受けた日から2年になります。
ハイブリッドの駆動用バッテリーは車検で交換しますか?
車検のたびに交換するものではありません。異常があるときに点検や修理の対象になります。
4WD(E-Four)だと車検費用は上がりますか?
点検の手順は大きく変わりません。重量税は車両重量で決まるので、重さの区分が変わる場合だけ差が出ます。車検証の車両重量で確かめてください。
自賠責はいつから値上がりしますか?
2026年11月1日以降に始まる契約からです。自家用乗用車の24か月は17,650円から18,560円になります。
まとめ
- ヤリスの車検は新車3年目、その後は2年ごと
- 法定費用は約3万〜4万円台。依頼先で変わるのは基本料と部品代
- ハイブリッドだから車検が大きく高くなることは少ない。補機バッテリーは高めになりやすい
- 自賠責は2026年11月1日以降の契約から18,560円(24か月)
- 費用を下げるなら、見積もりを2〜3か所で取り、推奨の交換を見直す
車検は維持費の中でも2年に1回の大きな出費です。税金や保険、燃料代まで合わせた年間の総額はヤリスの維持費は年間いくら?で確認してみてください。





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